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私大医学部の偏差値ランキング

私大医学部の偏差値ランキング

 

大学入試の中でも最難関といわれる医学部の入試。

 

医大・医学部受験の難しさは、やはりその偏差値と倍率の高さに表れているといえるでしょう。

 

そこで今回は、プロ家庭教師の指導経験をもとにした、私立の医大、医学部の偏差値ランキングを取りあげつつ、医学部の入試が難関になる理由や、難関を攻略して合格するための秘訣をご紹介します。

 

志望校までの距離を測る目安として、医学部受験生や保護者の皆さまの参考にしてください。

 

私大医学部 偏差値ランキングTOP10

私大医学部・医大の偏差値上位10校をランキング形式でご紹介します。

 

※ご紹介する偏差値は、大手予備校3校で発表の平均値です(2018年7月現在)。

 

 

【1位】慶應義塾大学医学部(東京都新宿区)

平均偏差値:73.8

試験科目:数学、理科、外国語(英語)

 

慶應義塾大学医学部は、入試レベル・人気とも私大医学部のトップを誇ります。

 

例年、慶應義塾大学が第一志望の受験生だけでなく、東京大学(理科三類)など他の医学部受験生も志願します。

 

入試も暗記や付け焼き刃の学習では足りず、非常にハイレベルな競争が例年繰り広げられています。

 

 

 

【2位】東京慈恵会医科大学医学部(東京都港区)

平均偏差値:71.7

試験科目:数学、理科、外国語(英語)

 

東京慈恵会医科大学も例年レベルの高い受験生が集まり、慶應義塾大学に次ぐ人気・難易度を誇ります。

 

特に数学・化学の入試問題のレベルが高いことで知られ、慶應義塾大学と同様にハイレベル層の受験生による争いになっています。

 

 

 

3位】順天堂大学医学部(東京都文京区)

平均偏差値:70.3

試験科目:数学、理科、外国語(英語)

 

順天堂大学医学部は、一般(A方式・B方式)、センター試験利用、センター・一般独自併用や地域枠選抜など選抜方式が多岐に分かれている点が特徴。

 

地域枠選抜を除き全て併願できるため多くの志願者が集まり、人気・難易度ともにトップレベルです。

 

 

 

【4位】自治医科大学医学部(栃木県下野市)

平均偏差値:70.2

試験科目:数学、理科、外国語(英語)

 

地域医療に従事する医師の養成を目的に設立されたため、都道府県単位で2~3名ずつ選抜されます(栃木県は地域枠を含め5~6名)。

 

志願者数は都道府県により異なるため、難易度は受験する都道府県次第といえます。全体的に私立医学部の中では難関レベルです。

 

 

 

【5位】大阪医科大学医学部(大阪府高槻市)

平均偏差値:70.0

試験科目:数学、理科、外国語(英語)

 

大阪医科大学医学部は、国公立大学医学部と併願する方も多くみられ、関西の私大医学部4校の中で難易度はトップです。

 

入試問題も英語が全て記述式で出題されるなど、大阪医大専門の対策が必要です。

 

 

 

【6位】関西医科大学医学部(大阪府枚方市)

平均偏差値:68.7

試験科目:数学、理科、外国語(英語)

 

関西医科大学医学部は、最新施設・設備が備わった枚方キャンパスが2013年に完成し、近年、大阪医大に迫る勢いで受験生の人気が上昇しています。

 

前期試験は大阪以外に東京・名古屋・福岡でも受験することができます。

 

出題レベルは標準的といえますが、受験生に人気を博していることから、最後まで油断せずしっかりと対策することが肝要です。

 

 

 

【7位】日本医科大学医学部(東京都文京区)

平均偏差値:68.2

試験科目:数学、理科、外国語(英語)

 

日本医科大学医学部は、私大医学部の中でも難関校の1つです。

 

合格者中3浪以上の割合が比較的高く、多浪生や再受験の方にも人気があります。

 

2018年(平成30年)に学費が約2800万円から2200万円へと大幅に減額されたことでも注目されています。

 

この減額が、今後の人気動向にどのように影響するか注目されています。

 

 

 

【7位】産業医科大学医学部(福岡県北九州市)

平均偏差値:68.2

試験科目:センター試験→個別学力試験[数学、理科、外国語(英語)、小論文、面接]

 

産業以下大学医学部の入試では、まずセンター試験を受験して2次(学科試験)、小論文・面接へと進みます。

 

産業医の養成を目的とすることから、特に小論文・面接では産業医に関する出題がされることもあり、独自の対策が必要といえます。

 

 

 

【9位】昭和大学医学部(東京都品川区)

平均偏差値:67.5

試験科目:数学、理科、外国語(英語)

 

昭和大学医学部は、近年の志願者数増加のため難易度が上昇している私大医学部の1校です。

 

現役生のみ受験できるセンター試験利用入試は、全国を6つに分ける地域別選考です。

 

昭和大学医学部を志望する現役生の方は、一般入試のほかセ試利用入試にも出願し、合格可能性を広げておくとよいでしょう。

 

 

 

【9位】東京医科大学医学部(東京都新宿区)

平均偏差値:67.5

試験科目:数学、理科、外国語(英語)

 

東京医科大学医学部では、アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)にもある通り、十分な基礎学力をもつ人物が求められています。

 

これまでは全科目マーク式で出題されていましたが、2017年(平成29年)から数学の一部の問題で記述式が出題されるようになりました。

 

 

 

私大医学部受験の難易度を決める要素

 

私大医学部の難易度

 

医学部受験の難易度の高さは、どなたもご存じかと思います。

 

偏差値が高い=難易度が高いと考えがちですが、現代における医学部受験の難易度を決定づける要素はそれだけではありません。

 

偏差値以外にも、以下の要素が加わって医学部受験の難易度がアップするといわれています。

 

受験生個人の得意科目・不得意科目

私大医学部の受験では「苦手科目が1つでもあったら受からないつもりで」といわれることがあります。

 

文系や他の理系学部の場合は、得意科目で苦手科目をカバーすることができれば、合格可能性を上げられるかもしれません。

 

しかし、医学部の入試では全ての入試科目で満遍なく得点することが求められるのです。

 

各大学独自の要素

大学や学部を問わず入試には各校・各学部で特色がみられます。

 

その中でも群を抜いてその傾向が強いといわれているのが私大医学部です。

 

入試で出題される問題のみならず傾斜配点などに各校の特色が表れやすく、志望校に合わせた入試対策をとれるかが、合格を勝ち取るポイントになります。

 

 

 

私大医学部受験を乗り越えるには?

 

私大医学部受験を乗り越える

 

少ない定員数に多くの受験生が集まることに加え、入試のレベルも高い医学部。やはり、大学入試の中では難関中の難関です。

 

私大医学部受験を乗り越えるためには、私大医学部に特化した受験対策が必須です。

 

志望校の出題傾向に応じた対策

繰り返しになりますが、私大医学部の入試には各大学のカラーが反映されやすいものです。

 

プロ家庭教師に代表される入試事情を熟知したコーチに学び、志望校に特化した受験対策を早めに始めることが大切です。

 

苦手科目をなくし得意科目を伸ばそう!

私大医学部の入試では、他学部の受験よりも苦手科目が大きく響きます。

 

苦手をなくして得意をさらに伸ばすには、最新の医学部受験に関するノウハウを身につけたプロ家庭教師に学ぶことが近道です。

 

 

 

おわりに

今回は「医学部受験ガイド」として私大医学部の偏差値ランキングと、医学部受験の難易度を決める要素についてご紹介しました。

 

私大医学部の難易度は偏差値だけで測れるものではなく、受験生個人の得意・不得意や各大学の出題傾向も関係しています。

 

来春の合格を勝ち取るために、私大医学部受験に特化したプロ家庭教師「医学部メガスタ」を活用して、ぜひ効率的・戦略的に私大医学部の入試対策を進めてください。