私大医学部は受験科目の選択によって合否が決まる(一次試験・二次試験)

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私大医学部は受験科目の選択によって合否が決まる(一次試験・二次試験)

私大医学部の試験科目

 

医学部を目指す受験生の方の志望校選びにおいては、入試で実施される試験科目の戦略的チェックが欠かせません。

 

特に私大医学部の場合は一般入試のみをおこなう大学と、センター試験を利用する大学があるなど注意が必要です。

 

同じ医学部でも、受験科目の傾向や学校のアドミッション・ポリシーはそれぞれ異なります。

 

したがって、「受験科目の数や種類によって志望校を決める」という受験生の方もいるほどです。

 

そこで今回は、私大医学部受験の試験科目について詳しくご紹介します。

 

 

私大医学部の試験科目:一次試験

一次試験

 

私大医学部の入試は、一次試験と二次試験の二部制で実施される場合が多く、先に実施される一次試験の科目は英語、数学、そして理科2科目の計4科目でおこなわれるケースが多数です。

 

なお、理科については物理・生物・化学の3科目のうち、2科目を選択する形式が主流。

 

一次試験の出題範囲や配点は大学によって異なりますので、得意科目の配点が大きい大学を受験すると有利といえるでしょう。

 

たとえば理科の配点が高い大学は、東京医科大学(200点・50%)を筆頭に、他にも慶應医学部(200点・40%)などの医学部があります。

 

また、英語が得意な科目の受験生のために、英語を重視する医学部も存在しています。

 

順天堂大学では、英語資格・検定試の成績を利用できる入学試験方式があり、それ以外の入試方式においても英語の配点が高い(200点・40%)ところがあります。

 

英語が得意な受験生にとっては有利でしょう。

 

このように、受験する大学を決める際には「得意科目を生かし高得点を目指す」ことを常に意識しましょう。

 

また、複数の大学を受験する予定なら、試験教科や科目に共通点の少ない大学を選んでしまうと受験勉強の負担が増える可能性があります。

 

医学部は大学ごとに傾向が異なるため、同じ科目においても全く違った分野から出題されることもあります。

 

苦手分野の出題が多い場合には、対策が必要ですよね。

 

たとえば東邦大学の数学では他大学では見られない「データの分析」から出題されるなど、大きな特徴がありました。

 

普段の受験勉強でカバーできていないと、ダメージが大きいでしょう。

 

さまざまな大学の入試傾向を把握し、試験科目をできるだけ揃えて志望校を絞り込むことも大切ですね。

 

 

私大医学部の試験科目:二次試験

二次試験

 

一次試験では各科目の筆記試験が中心となりますが、二次試験では小論文と面接が課される場合がほとんどです。

 

二次試験の問題では医療問題や現代医療に関する考察など、医学部の入試らしい特徴的なテーマが設けられることも多くなります。

 

過去の入試問題が手に入れられるなら、できるだけ多くの問題を解き、本番でしっかり答えられるようにしておきましょう。

 

また、小論文や面接対策は一朝一夕でできるものではありません。

 

受験勉強ではどうしても一次試験の筆記試験対策に重点を置きがちになりますが、小論文や面接の対策を後回しにしてはいけません。

 

二次試験に取り組む余裕がなく、二次試験で落ちてしまう受験生は非常に多いです。

 

二次試験は最もその医学部の傾向やポリシーを反映する試験ですので、相当な対策をする必要があります。

 

多くの医学部は、やや難解な資料文を読み取り、設問に従って解答をまとめる力が求められています。

 

東京医大は俳句を小論文試験に取り上げる傾向があり、順天堂は絵や写真を見ながら想像していく問題が好みです。

 

一見みると医学と関係なさそうですが、解答の中で医師としての資質・人間性を示すこともあるので、設問のそのままの意味で理解し、本旨を分からずまま解答していくと、高得点になりにくいので注意しましょう。

 

 

私大医学部の試験科目:センター試験利用入試とは?

私立医学部の受験においても、センター試験を利用している大学があります。

 

センター試験の結果次第で、複数の大学に出願できるメリットがあります。

 

志望校がセンター試験利用入試を実施しているなら、上手く活用すると有利です。

 

2018年現在、センター試験利用入試を実施した代表的な私大医学部を挙げます。

 

・杏林大学

・順天堂大学

・昭和大学

・獨協医科大学

・帝京大学

・東京医科大学

・東海大学

・関西医科大学

・福岡大学 など

 

こちらにご紹介した以外にも、センター試験を利用した私大医学部は多数あります。今後もその数は増えることが予想されます。

 

ただし気をつけたいのは、センター試験利用の医学部を受験する場合も、大学によって試験科目が異なるケースが多いこと。

 

東海大・獨協医大は比較的に楽な外国語、数学、理科の3教科5科目型の入試制度ですが、東京医大・昭和大などの5教科7科目型の入試制度が主流です。

 

また、大学によってセンター試験の利用形式が異なる場合もあるため、志望校および併願先を決めるときには注意が必要です。

 

 

おわりに

今回は、私大医学部受験の試験科目(一次試験・二次試験)についてご紹介しました。

 

得意科目を生かせる志望校を選ぶことはもちろんですが、それぞれの志望校に合わせた対策を早めに始めておくことも重要です。

 

一次試験と二次試験のどちらも医学部ごとに傾向があり、二次試験ではさらにその医学部のアドミッション・ポリシーを反映しています。

 

志望校の傾向を調べることなく合格するのは無謀です。

 

受験生にとって、限られた時間の中で志望校の傾向を把握し、さらに受験科目の各分野、細かいポイントまでカバーした対策をするのは厳しいと言わざるを得ません。

 

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志望校の入試に特化した受験対策ができるため、ライバルよりも一足先に志望校対策を始めることができます。